間取りを考える際に失敗しがちなポイントとは

間取りを考える際に失敗しがちなポイントとは

家事の動線が悪くなってしまう

一戸建ての注文住宅を建てる際には、間取りをしっかりと考えないと思わぬ落とし穴にはまるケースがあります。なかでも失敗しやすいのが家事動線を意識せずにイメージ先行で間取りを決めた結果、実際に住み始めてから非常に不便を感じるようになるというものです。例えば、洗濯機置き場と干す場所を離れた場所に設けてしまうと、衣類を洗濯するのに毎日長い距離を移動しなければならなくなりますし、浴室と洗濯機置き場が遠いと、お風呂に入るために脱いだ服をすぐに洗濯機に入れられずに不便でしょう。また、トイレを玄関の近くに設けると、来客時に家族が用を足しにくくなってしまうため、できればトイレは奥まったところに設置したほうがベターです。このように、間取り一つで暮らしの利便性は大きく異なってきますので、家事動線を意識したうえでじっくりと検討するようにしましょう。

室内の日当たりが悪くなってしまう

間取りを考えるうえで、もう一つ失敗しやすいのが室内の日当たりです。陽光が良く当たる土地に建てるからといって、建物の室内まで日当たり抜群とは必ずしも言い切れません。例えば、北側にリビングを設けた場合には、冬場などは日光が差し込まずに暗い雰囲気になるかもしれませんし、逆に南側に浴室を設置してしまうと日当たりが良すぎてカビの温床になりかねないのです。そのようなことにならないように、間取りを考える際には、日当たりをよくしたい部屋とそうでない部屋を見極めて、それに合うように光が差し込むような設計にすることが肝要です。

高度成長時代から、神奈川は東京のベッドタウンとして発展してきました。現在でもその傾向は強く、神奈川の注文住宅は家族連れに人気です。